【フィジカルの魅力】その2 カセットテープ(1/2)

皆さんこんにちは

店主さしみです。

昨日はレコードの魅力についてお話させていただきましたが、今回はカセットテープについてお話します。

Maxell、TDK、SONY、AXIA、Konica、Nagaoka、TEAC…様々なメーカが作り続けてきたカセットテープですが、皆さんはどのメーカがお好きでしたか?個人的にはMaxcelとTDKを好んでた気がします。録音時間も、英会話やラジオ体操用の10分からLPの名残りである46分、その他60分から150分までありました。小学生時分の私にとって収録時間が46分という中途半端な数字に対してずーっと疑問でしたね。

さらにさらにノーマルポジション、ハイポジション、そしてメタルテープまで、様々な製品が発売されてきました。

両親が作ったテープとさしみが小学生の頃に作ったテープ

20年前までは家電量販店で大量に置いてあったカセットテープもMDに置き換えられSDカードになり、そしてネットによる配信と移り変わってきました。

カセットテープの魅力といえば「録音」ですね。特にラジオのエアチェックは懐かしい記憶がある人もいるでしょう。レコードが容易に変えない学生時代にお世話になった人も多いのではないでしょうか。おなじエアチェックでもラジオで流れる音楽だけではなく、ラジオ番組そのものを録音した人も少なくないはずです。

また、大好きな曲を入れたミックステープ。彼女と車でドライブするときに作ったミックステープなんて作った人もいるのではないでしょうか。私も親父の車で旅行するときに流れる音楽は未だに記憶に残っています。

そんなカセットテープもMDに置き換えられ、MP3プレイヤーから「プレイリスト」に置き換わってしまいました。

タップすればすぐにプレイリストが出来るのはたしかに便利ですが、ちょっと味気ない気もします。昨日のレコードの回でもお話しましたが、カセットも「不便さの魅力」があるのです。

伸びたテープが巻きこんでしまって…こういった経験をした人も少なくないでしょう。

まずはミックステープを作ったことが無い人に手順を簡単に説明します。

①準備するもの

・レコード(CD)

収録するためにはソースとなる音楽ソフトを準備しなければなりませんね。

・メモ帳と筆記具

これは曲の長さをメモしてカセットが収録できる時間を超えないように曲順等を考えるためです。収録時間が表示されている時間より1分ほど余裕があるので、ギリギリを攻めるのもいいでしょう!

②録音

その準備が終わったら録音するカセットテープを出してデッキにセットします。が、ここで忘れていけないのは録音できる領域までエンピツや指を使って巻かないといけません。これを忘れると曲のはじめが収録されなくなってしまいます。

デッキの準備が出来たら早速録音ボタンを押しましょう。そしてすかさずプレイヤー側で録音したい曲へ針を落とし(選曲し)て再生しましょう。特にレコードの頭出しは面倒です。ここで手間取ると曲間の無音時間が長くなってしまいます!

曲が録音されている間、インデックスカードへ曲名とアーティスト名を書きましょう。それかインデックスシールを使うのもいいでしょう。

基本的にインデクスは手書派です。

曲が終わったらすぐにプレイヤーか録音を停止します。次の曲が入ってしまうとカセットを巻き戻さなければなりません。

これを60分テープなら60分以上、90分テープなら90分以上、そして150分テープなら…と曲のと収録時間の分だけ繰り返すのです。

そして最後にA面、B面にシールを貼ります。そして何より忘れてはいけないのは爪を折ること!これをしないまま上書きしてしまったという事も一度や二度ではありません。

きちんと爪は折りましょう!折ってもセロテープを貼れば大丈夫

これらの手順を経て出来たミックステープは唯一無二の自分オリジナルなのです。

通勤通学時間に聞くのも良し、友人にや恋人に貸すのも良しといった具合で、手間暇かけた分それだけ想いが詰まっているという事になりますね。

特にこういった物は5年後、10年後に見返すと当時流行したものや自分のお気に入りが知れてとても面白いので、タイムカプセルやアルバムの様な感じで作るのもいいかもしれません。

過去に作ったことがある人は是非とも押し入れから引っ張り出してみてはいかがでしょうか。

と、ここまでカセットテープについてお話させていただきましたが、令和時代を迎えてカセットテープを取り巻く環境が大きく変化しています。

次回はそちらについてお話させていただきたい音もいます。

ではまた次回。

店主さしみ

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